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July 2008

黒笑小説

東野圭吾はミステリー系ばかりよんでいて、ユーモア小説の方は避けていたのですが、先日、立ち読みした「臨界家族」があまりに面白かったので、買ってしまいました。

Kokusyosyousetu
黒笑小説

「臨界家族」は、少女向けアニメのキャラクターグッズを買ってほしがる子供と、買いたくない父親の攻防を描きつつも、その裏の業界を描いています。この前うちも誕生日にとうとう「キュアモ」を買わされたので、他人事ではない。ような気がしつつも、現代の保護者のほとんどは、業界の考えていることもお見通しの上でそこにのっかっているのかな。とも思います。

全部読んで一番面白かったのは、文学賞の選考に関する連作。文学賞ネタが好きならぜひ。
文学に限らず、コンテストを運営する側の思惑、応募する側の思惑って常にこう食い違うものなのよね。お互い裏を読まないと大変なことに。。

わりと面白かったので、前作「怪笑小説」「毒笑小説」も読んでみることにする。

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一日入院レポ

子宮内膜全面掻爬(子宮体がんの組織診)、というのをやってきましたよ。

一泊二日でやるところと、日帰りでやる病院があるらしいのですが、私がいったところは日帰り入院。
前日の夜から飲食禁止(これが食いしん坊には地味につらい)で、全身麻酔で行いました。全身麻酔っていうと意識ないんだろうな、と思ったら、耳は聞こえました。痛いときは声も出ました。短い手術だからかな?私の場合ですが。

すごい変な夢を次々と見ながらも、音は手術中の音とか話し声「この人血圧高い!」とか聞こえてくるので、半覚醒状態。夢とわかりながら夢をみている、ということは、自分の好きな夢を見ることも今なら可能なのでは!と思って「神隼人、神隼人……」と念じてみましたが、隼人は出てきませんでした。残念。

手術後、ストレッチャーに移してもらうのですが、私に意識があることがわかったみたいで、自分でも移動できますか?と聞かれてはい。。とごろり転がったらストレッチャーにうつ伏せになってしまい、みんな困惑。「うつ伏せでも運べますかね?」「いやー大丈夫だけどやっぱ上を向いたほうが。。」とか会話が聞こえてきた。。ギャグ漫画の登場人物みたい。。その後ベッドに移るときも、勢いあまって二回転くらい転がって、点滴のチューブが体に絡まるというアクシデントが。

麻酔が切れても今のところ痛くはないんだけど、頭がかなりふらふらしますね。一日休養をとっておいてよかったです。結果が出るのは10日後なんで、それまではあまり考えないようにしとこう。いい結果が出ますように。

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07月26日のココロ日記(BlogPet)

まりやさん知ってます!?漫画は愛が35%と夢少々と55%の子供心でできてるんですって!感情調味料っ♪

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少子社会日本

婚活」が面白かったので、山田昌弘氏のこちらの本も読む。

Syousisyakai
少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ

少子化が急速に進む理由について、データを使って分析する本。これはすごく納得できました。
原因はひとつではなく、複合的な問題がその根底にはある、ということ。
最初に出てきた
・若年男性の収入の不安定化
・パラサイト・シングル現象
の複合化がまず少子化の一番の原因である、という部分から引き込まれました。
どちらかひとつだけなら、少子化には結びつかなかったようなのですが。

アメリカでは、ワーキングプアはひとりでは暮らしていけないから、ふたりの収入を合わせて暮らす。日本では親の経済状態がよく、大きくなった子の同居もおかしいとは思われない国柄から、親元から出ず、安定した収入の相手が現れるまで家にいることが許される。しかし若者の収入の不安定さは増す一方→未婚化がすすむ。という構造。
ほかの原因もいろいろ出てくるのですが、現実的に、あー、あるある。と思うことが多いです。

最近頻発する若者の事件についても、これを読むとおぼろげながら問題の根が見えてくる気がします。
いろんな世代の人に読んでほしい本。

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二次元の虜

二次元と三次元の次元の差を越えるにはどうすればいいのか?と日々悩んでいる私に、同僚が「mariyaさんにぴったりの本がありますよ」とおすすめしてくれたのがこれ。

Kaminomizo
神のみぞ知るセカイ 1

ギャルゲーの落とし神とも呼ばれる主人公の男子高校生が、三次元の女子にギャルゲーで培った技術で立ち向かい、次々と女子を落としていく……という話。
うむ、確かに次元を超えることへの挑戦は認められますが、惜しむらくは三次元の女子と、二次元の女子とで描き方が変わらないことですね。絵柄も同じだし、性格もそのままギャルゲーではないか?と思いました。運動部の女子が、髪をくくる=二次元、くくらない=三次元、というのもちょっと短絡的ではないか?もっと違いは別の場所にあるのでは?と思いながらも、あまりリアルになると痛すぎるのでしょうがないかもしれません。
でもストーリーはすごい良いですね。主人公も、死神のパートナー、エルシィもかわいくてかわいくて。次の話が楽しみです。

で、同僚に「神のみぞ」を貸したら、お返しに貸してもらったのがこの本。

Kurahon
倉本 倉田の蔵出し

「R.O.D」の脚本家や、小説家としても有名な倉田氏のエッセイ集?というかひたすら饒舌なひとり語り?
私も本中毒ですが、この方の本&DVD中毒は限界を超えていますね。ある1年間に買ったDVDは1000本をこえ、その金額は600万を突破して。。本の表紙からして、DVDにつぶされた部屋の中に埋もれる著者という。。
この方は、三次元に住みながらも、完全に意識は二次元に行っちゃっているのですね。と思いました。
アメリカでリアルな読子さんに会った話とか複雑な気持ちになれますよ。あと、幼少時代にキャシャーンショーに行く途中で車がガス欠になったときのお父さんの行動は本当に泣けます。

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精密検査するです

人間ドックでひっかかったうち、一番危険度が高そうな子宮の異型細胞から再検査を開始したのですが、やはりその結果も異型細胞ということで、来週入院して精密検査をすることになってしまいました。

ドクター、なにをするんですか?子宮内全掻爬です。ギャー。それだけはいやだったのに。全身麻酔でやるそうなのですが。。麻酔なしだったらどんだけ痛いんだろうか。帝王切開のときに半身麻酔で、手術中に苦しくて嘔吐しまくった記憶がよみがえる。まあ、がんの一歩手前だと言われたので、死んじゃうよりはいいですが。。

ドクター、その精密検査の結果をみて、どんな治療をするんですか?うん、ホルモン治療か子宮摘出ですね。ってそんな簡単に言わないで。。だんだん顔が青ざめてまいりました。マジっすか。
子供産んどいてよかったかも。。とちょっと思った。みなさんも気をつけてくださいねー。はー。

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初調律

初調律
この前買ったピアノ。くぱぁっと開けてようやく初調律!
久しぶりにアップライトピアノの中身を見ました。サイレントの仕組みも見れて満足。
興味深そうにしていたら、調律のお姉さんがキーの一本ずつまで分解して見せてくれました。同じ形のキーが多いので、戻すときにわからなくならないように、88番までキーごとに番号が打ってあるんですね。ぽえー。

調律師にはどうやってなるんだろう?と聞いてみたところ、資格試験というものはないらしいのですね。
ただ、現在調律師として楽器店(ヤマハとか)に採用されるには、その楽器店の調律学校を卒業することが必須のようです。基本、音大とかじゃないんですね。知らなかった。

調律が終わったピアノは、音の粒がそろってまろやかな音色になりました。感謝感謝。

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07月18日のココロ日記(BlogPet)

TVの占いで、今日は育児に気をつけた方がいいって言ってました……

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絶望先生14巻

たぶん、あの裁判沙汰についてコメントがあるに違いない。と思ったら予想にたがわず、そのネタ多し。

Zetubou14
さよなら絶望先生 第14集

書き足し漫画のコマや、紙ブログや、絶望文学集にいたるまで、読みどころありありです。死者にムチャ振りした漫画家も地獄行きって。ひー。
一番、絶望文学集「社員の下」が面白かった。。というか面白いといってはいけないのか?ネタをマジにとらえられるとギャグ漫画としてはやっていけない的なことも書いてありましたが、純粋に笑っていいのかどうか。あわわ。
師匠は社員の下の下とはいうものの、さらに下も描いてあるところがミソ。

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ぼくらは虚空に夜を視る

一度、上遠野浩平を読んでみたかったので。

ぼくらは虚空に夜を視る

ふつうの男子高校生が、気づくと宇宙空間で、自分が戦闘機のコクピットに居ることに気づく。一瞬後にもとの世界に戻る主人公だが、謎の女子生徒がそれが妄想でないことを教えてくれる。自分たちの現実は、宇宙空間に存在し、この高校生活こそが、宇宙空間に漂い、戦闘を続ける本体の精神を安定させるために作られた「偽りの世界」なのだ、と。

なんという中二病。という世界観なのですが、わりと頷けるところも多い。これまた中高生時代に読んでおけばより入り込めただろうな。という話でした。読む時期を逸したか。
最後の方は未知の精神体との間で、わりと深い思想が語られるので、興味のある方は読んでみてください。

上遠野浩平は「ブギーポップ」を読んでみたほうがいいんですかねえ。。やっぱり。

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この世界の片隅に

夕凪の街 桜の国」でこうの史代さんの漫画の雰囲気がすごく気に入って、こちらも買いました。上巻でてからしばらく忘れていた頃に中巻が出ているのを発見。中巻、はげしくよいです。下巻が楽しみ。

Konosekai1
この世界の片隅に 上

Konosekai2
この世界の片隅に 中

第二次大戦中の呉を舞台に、普通の人の生活を暖かく描いています。戦時中で色々制限される中でも、みんな結婚したり、離婚したり、配給や闇市で日々のお買い物をしたり、入学の学用品を用意したりと普通の生活を営んでいるものなんだなあと再確認。
途中に出てくる人生相談とか、かるたとかで時代の雰囲気が伺い知れます。勉強になりますね。

ヒロインのすずさんがまたいいキャラで。絵を描くのが好きで、夢中になると周りが見えなくなっていろんなボケをしてしまうという。。でもほわわんとしてすんごく可愛いのです。萌えます。
上巻では夫婦間の愛情関係も、ほほえましくも静かなものだったのですが、中巻ではお互いへの想いが自覚的なものになって、精神的な関係が進歩してきました。この抑制の効いた描写に逆にすごい色気と切なさを感じるのですが。はふう。

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「婚活」時代

本屋で見かけて気になって買った本。

Konkatu
「婚活」時代

少子化の対策は、既婚者への育児支援だけじゃなくって、それ以前に結婚しない人が多いところを解決しないと進まないんじゃないかなーとぼんやり思っていたのですが、この本はけっこうポイントをまとめていて興味深いです。

結婚したくない人が増えたのではなくて、結婚はしたいんだけど、する相手がいない、という心理。
就職も結婚も、周りがお膳立てしてくれていた昔と違って、今では自分でがんばって活動しないとできなくなっている点。
現代風な考えを持っている若い人も、こと結婚に関しては、前時代的な考えになってしまっている(女性はバリバリ仕事をするけど、相手にも自分の2倍以上の高収入を求める。男性は女性にも仕事をしてほしいけど、自分が家に帰ったらご飯を作って迎えてほしいと考える)。そんな理想的な相手はそうは存在しない。っていうか、もっと結婚自体に必死な人に先に狩られている。
など、その他もろもろ、非婚化の流れをうまくまとめてます。

社会学的な分析のほか、実際の結婚活動にもちょっと役立つかもしれない提言もあるので、結婚に興味がある人は読んでみるのもいいかも。

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07月11日のココロ日記(BlogPet)

今日は冷える日ですね!まりやさんのお布団あたためておきますね♪

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体調わろし

最近また頭痛がしたり吐き気がしたり体調よくないなー、と思っていたところに返ってきたのがこの前の人間ドックの検査結果。
なになに……。

高血圧です。治療を受けてください。胃ポリープを認めます。胃内視鏡検査を受けてください。子宮筋腫を認めます。定期的に検査を受けてください。子宮細胞検査において異型細胞認めます。総合病院で再検査を受けてください。

……病気のデパート状態や~!とか笑いながらも意外にショックでますます体調が悪くなってきました。異型細胞の判定クラスは3a(がんの発症率5%)なので、大丈夫だとは思いますが。

来週あたり病院いってきます……。

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ポーツマスの旗

「坂の上の雲」最終巻の八巻を読み終わりましたよ!
最後の方の盛り上がりはほんとすごいですね。
「ば、バルチック艦隊が2日間で全滅!?日本の海軍は化け物か!」とか思いながら読みました。
日露戦争はいろいろな要因の上で起こった奇跡のような出来事でしたね。
興奮さめやらぬ中、みなみさんに薦められたこちらも読破。

Potumasunohata
ポーツマスの旗

日露戦争の講和のためにアメリカの仲介でポーツマスに赴いた外相、小村寿太郎の話。
ロシアに快勝したことで興奮する国民、その裏でもはや物資も尽き、戦争が継続できない状態になっている軍部、けして日本に譲歩しないロシアとの講和を、各国とのパワーゲームの中で探るという非常に困難なミッション。
これはもうひとつの戦争ですね。
一番怖いのはやはり民衆の集団心理だったわけですが。屈辱的とされる条件を呑んだ小村への怒りで、妻子の残る留守宅を暴徒が襲う部分。頭の中で「デビルマン」の牧村家襲撃と重なるショッキングなシーンでした。

冒頭で出てくる、日本の快勝を祝う旗、講和の使者として赴く小村たちを鼓舞する大量の旗。そして最後の小村の弔いにひっそりと立てられる黒い旗。旗だけでもドラマが完結するのがすごいな。。吉村昭、また機会があったら読んでみたいです。

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頭のよい子が育つ本棚

七夕の願いを叶えてあげようとしていたわけじゃないのですが、面白そうだったので買った本。

Atamanohondana
頭のよい子が育つ本棚

有名中学高校の図書館の本棚を分析しているところが覗き見的な感じで面白い!女子校と男子校ではセレクトする本の好みが違ってたり、図書館の雰囲気も特色があったり。本好きにはたまりません。

巻末にいろんな子供のタイプ向けのお薦め本リストが載っていて、これまた興味深いのでありました。定番ぽい本のほかに、知らない本やスルーしていた本も並んでいたので、ぜひ読んでみたいと思います!

どうでもいいですが、親の本棚って人生にかなり影響を与えませんか?私は小学生の頃に親の本棚をあさって安部公房の「」にはまり、結局卒論まで安部公房になったし、歴史小説が充実しているご家庭だと史学科方面に進まれる方が多いような気がします。
と思いつつ、翻って自分の本棚を見てみると……
ダイナミックプロの漫画と変態文学の数々で埋め尽くされていました。。健全に育ってほしい(無理)

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07月04日のココロ日記(BlogPet)

物をなくしたら、下ロスジェネネコととなえると見つかるみたいですよ。

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ピアノがきたよ

そういえば、先週末にピアノがようやく納品されましたよ!
この生ピアノならではのキータッチが久々なのでちょっと感動した。

でもちゃんとした調律がまだなので、キーごとに音色がそろってなくてちょっとむぅって感じ。ただサイレントで弾くときは完璧なグランドの音になるので、しばらくそっちメインで弾こうと思います。激しい曲を弾きたいときにも音量を気にしてタッチを加減しなくていいので気が楽ですし、隣で誰かがTVを見ていてもひとりヘッドホンで陶酔して弾けるし。(傍から見ると変な人)
もちろん夜や早朝にはサイレントでも打鍵音が気になると思うので、弾きませんよ~。母(ピアノ教師)が若い頃アパートでピアノを弾いていたら、ベランダにトマトだか林檎だかが降ってきたという話をきいているので、かなり音に敏感になっているわたくし。ビクビク。

このサイレント部分にヘッドホンが2つつなげるようになっているのがけっこう便利。子供の練習するのを後ろでパソコンをいじりながら聴くという使い方を見つけました。ぐちゃぐちゃ弾きされてもあまり腹もたたないしー。

せっかくなので新しい楽譜でも買おうかな。と思って、お友達のブログで紹介されていたこの楽譜を買ってみました。

Tetunobiel
鉄のバイエル―鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編

駅の発車メロディの楽譜集なのです。本もちっちゃくて可愛い。
通勤に使っている駅のメロディを色々弾いてみたが楽しすぎる。子供のときは本格派クラシック一辺倒で、こんな曲を弾くのは許されなかったのです。趣味で弾く楽しさを再確認。

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萌えるヘッドホン

朝、会社に来たら机にこんな本がおいてありました。

Moeruhead
新・萌えるヘッドホン読本

同僚のイケメン2名から、ちょっと遅めの誕生日プレゼントだそうです。ありがとうございます!!

ヘッドホン1機種に見開きでテキストの説明1ページ、そのヘッドホンをした女の子の絵が1ページ、という構成。ちょっとボリュームに圧倒されます。テキストの内容がけっこう専門的でいて、テストに使っているサウンドが基本的にアニメやゲームの曲なので、音色の説明がわかりやすくありがたいです。正直ヘッドホンは詳しくないので、これを読んで研究いたします。

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