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January 2007

プラダを着た悪魔

同僚女子にお勧めされて、ファッション業界にまったく興味がない私が読みましたよ。でも面白かったです。
Purada
プラダを着た悪魔

主人公、横暴な上司に振り回されて疲労困憊に陥る→家族や友人に愚痴る→でも百万人の女の子の憧れの仕事についたんでしょ?がんばりなさいよ。もしくはYOU、もう辞めちゃいなよ。と返される。
よくあるパターンですねー。同じ渦中にいないとその仕事の大変さって理解されないものなんですよね。傍から見れば非常にくだらなかったり、むしろうらやましかったりして。
仕事から離れてみるとその業界の異常さに気づいたり。

後半は仕事に人生をささげる主人公が恋人、友人、家族をないがしろにしていって、その結果大変なことに!という感じで、これまた仕事に燃えているときにありがちなパターンです!
働く女子におすすめ!の小説でした。

それにしても、久々に海外もの読んだので、なんだか文体が新鮮でした~。

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量子力学が語る世界像

12RIVENから波動関数つながりで今度は量子力学に興味が出てきたので入門書ぽい本を探して読んでみました。

Ryousirikigaku
量子力学が語る世界像―重なり合う複数の過去と未来

しゅごい面白いです!!
化学の復習みたいのからはじまって、粒子の説明、通常の物理とは違う量子物理学の世界!電子も光も、すべての存在は粒子であり、無限とも思える可能性が重ね合わさった波なんですよ。

観測によって現象がひとつに収縮すると考えるコペンハーゲン解釈と、エヴァレットの多世界解釈の違いとか興味深いです。(この本は多世界解釈側の意見)
多世界を自分で見ることはできないんだけど、存在しているはずの無限の自分を考えるだけでなんか癒されます。ふー。
なんか読んでいるとSFみたいですけど、量子力学は実際の科学技術(半導体とか)に使われているんですよね。不思議。

「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!
これも評判よさげな本なので読んでみたい!

高校数学でわかるシュレディンガー方程式
概念的にわかったつもりになる本だけではダメなんじゃないのーと夫に言われてこちらも買ったのですが、数式がばんばん出てくるのが文系には敷居が高かった。。がんばって読みます(泣)

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小林泰三「人獣細工」の中の一篇。これはすごい。
Zinzyuzaiku
人獣細工

ある日突然、学生時代の同級生から本が郵送されてくる。
難解でわけのわからない本なのに、なぜか夢中になって読んでしまうのだ。
冒頭には、最後まで読み通すこと、飛ばし読みはしないこと、などの注意書きが。
最後まで読むと何が起こるのか?その注意を守らないとどうなるのか……?

もうすべてが最高です。本の中の「名付けることが禁じられた土地、ゲリル」のフレーズだけでハアハアします。
展開的には「リング」に似てるんだけど、本質は違うんだよねー。これ呪いじゃないんで!あくまで「芸術論」だから!!
読後、本を読む、ということに意識的になる話です。読書家の方、芸術方面に興味のある方は必読!
これ以外の短編、ヒトブタの話、吸血鬼の話もかなり好み。傑作揃いの短編集でした。

あまりの感動に「肉食屋敷」「脳髄工場」「家に棲むもの」と小林泰三氏の短編集を続けて読みました。どれも面白いですが、「人獣細工」のレベルには及ばないかなー。さらにほかのも読んでみます!

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結婚のいいところ

先日、夫にムスカ(ラピュタの「ハハハハ!人がゴミのようだ!」の人)に性格が似ているねと言われました。。

全然関係ないですが、以前ブログを見て気になっていた池内さんの本、面白そうだったので買ってしまいました。離婚を考えている20組の夫婦のカウンセリング内容が書かれているのですが、けっこう極端な相談内容(フライパンが変形するほど夫を殴るDV妻!とか)が多い一方、ちょっと間違えればうちもこうなるかも?みたいな反省材料にもなったりして興味深いです。

Fufunobaransu
夫婦のバランス学―それでも離婚しない二人―

周りの既婚者に貸していたら同僚の独身女性に「結婚のいいところって何ですか?」とピュアに聞かれて一瞬返答に窮しました。。
真剣に考えると難しいんですよねー。同棲では味わえない良いところでしょ?
最初に出てきた答えが、親から独立した戸籍がもてる(本籍も自由)だった私って夢がなさすぎますかね。あとは公的に各種権利が保証される(相手の親よりも優先される存在になれるですよ)とか。
メンタル面では、結婚に伴う面倒な手続きや各種イベントを乗り越えていくことで、相手との関係をがんばって長続きさせようという覚悟が生まれるっていうのも大きいかもですね。
……なんかもっと夢のある答えをお持ちの方は教えてください(泣)

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のだめアニメ

のだめアニメ始まりましたね。
原作どおり(ドラマと一緒ともいう)の展開でしたが、オープニングの映像はちょっと萌えた。ふたりの成長していく様をパパッと見せていくのいいですねーなんか結婚式みたいで(違)
そしてスポンサーにヤマハが入っているので出てくる楽器にはばっちりYAMAHAロゴが!

やっぱり二台のピアノのためのソナタいいよなー。弾きたいなー。と思って楽譜を探しにいきましたが、近所の楽器屋さんがつぶれていました。。しょうがないので、ネットでダウンロードしてプリントアウト!
エレクトーンの音色をピアノにして弾いてみましたが、低音域の鍵盤がたりねー!!(泣)
やはりほしい生ピアノ。そもそも1台じゃ2台のピアノのためのソナタ弾けないし。(弾く人も2人いないとダメなんですけど……?)趣味でピアノやってる人で、この曲を弾きたいけど物理的に無理という同じ悩みを抱えている人は多いと推測します。

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「性愛」格差論

「負け犬の遠吠え」の酒井順子さんと精神科医の斎藤 環さんの対談本。
Seiaikakusa
「性愛」格差論―萌えとモテの間で

「負け犬」に対してのカウンターとして本田透氏「電波男」があったわけですが、それを読んでの酒井さんの反応が載っていたのが面白かったです。
そもそも「負け犬」を書いたときは男子が読むことを想定していなかった、それどころか女子全般が読むとも思っていなかったそうなのです。周りの同じようなタイプの女性に向けて書いていただけだったのでそのへんの配慮が足りなかった的なお話が。
そしてヲタク系カルチャーについてもまったく知らない酒井さんと、そこらへんが専門な斎藤さんとでは話がかみ合わず、ひたすら斎藤さんがその世界を語り、酒井さんが相槌をうつという、もはや対談でない展開。いろんな意味で面白かったです。

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現代視覚文化研究

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

今年の初読書はこれでした。

Gendaisikaku
現代視覚文化研究

本田透氏とかちゆ12歳が書いていたりと面白そうだったので、買ってみました。
客観的にならないヲタク本というところがいいですねー。
でも俺妄想のコーナーはもっと突き進んでほしかったですよ。
BLのページも1ページありましたけど、ちょっと物足りませんでした。
筆者が比較的男子ばかりだったので、ぜひ次回は濃い女性筆者を入れてほしいです(誰というのは思いつかないけど)

しかしこの本のインタビュー記事を読んで、ヤシガニを超えたという話題作「MUSASHI-GUN道」が観てみたくなりました。監督が放送を見たくないと言うアニメっていったい!
ネットで見てみたら。。確かにこれは。。。

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